桃栽培の作業日記

2023年の桃栽培の作業をご紹介します。
おいしい桃を作るには、雑菌や害虫から守るために最小限の農薬を散布します。
また、開花から収穫まで毎日、桃の幹や葉や果実の状態を
見守り適切な作業をしています。

1月12日剪定作業
 今年も桃栽培の作業の始まりです。
 甘くておいしい桃を作る第一歩です。
 重なり合って陰になる枝や作業効率の
 悪い枝は切り落とします。
 また、来年以降実をつける枝は残します。
 切り過ぎたら収穫量が減るし、残しすぎ
 たら大きいおいしい桃ができないので
 今までの経験をもとに程よく剪定します。






摘蕾前

摘蕾後
2月24日〜 摘蕾(てきらい)作業
枝の元や先端や上部に出来ている蕾みを取り
 除く摘蕾作業をしています。
 桃の実をならせるのに必要な花芽を残し不要な
 芽を落とします。

 この作業をする農園としない農園とでは、
 桃の大きさに決定的な違いがあります。

 一つ一つの枝の蕾みを丁寧に取り除くので
 手間が掛かりますが甘くておいしい桃をつくる
 大事な作業です。
 今年は、気温が低いので平年より1週間ほど
 開花が遅くなりそうです。

 


4月5日桃の花満開
桃の花が満開になりました。
 今年は、例年より3日遅い満開とな
 りました。

 薄いピンクが一面に広がり、桃畑は
 とても美しい風景です。

 今日は、みんなでお弁当を食べました。
 桜の花見もいいですけど桃の花見も
 いいですよ。








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